一月、冷え込む。
おじさん、何してる?
天使が後ろにいるよ。
成人式に何かを祈っただろうか?
M8で合焦させる難しさを知る。
Digilux3、すべてが自動化された便利さを知る。
仕事始め日、ぼーっと海を想う。去年の湘南暮景。
海が好きだ。漁師になりたいとさえ思っている。釣りなんてやったこともない。それでも漁師がいい。
こんなサーフィンと漁師願望。笑える。
去年の節分、穴八幡のお札をカウントダウンしながら設置した。今考えると、そこから何かが動きはじめた。
己の先行きを懸念することなく、ぼんやり写真を撮ることができる。天使とLeicaのおかげだね。
小さな氏神様である。甘酒を振舞ったりしている。初詣はこの神社からはじまる。
去年破魔矢を買った。今年も買う。儀式は年々増えてゆく。
ライカは面白い顔だ。これでも女の子だ。
しゃがれた声でなく。そんなものは見たことないが、場末温泉地のスナックママの声。しっぽの骨がグニュグニュに曲がっている。筋肉の発育が極端に悪い。満足にジャンプもできない。およそ猫ではない動き。物音に敏感ですぐに逃げ出す。
ズミクロンはライカの3分の2のサイズ、これでも姉妹なのか。
ライカもズミクロンもしばしば頭を小刻みに痙攣させる。脳障害か薬中か。 SAで拾った猫たちだからね、不憫だ。
ズミクロンは声を発することはなかった。
そのズミクロンがかわいい声でないた。
動き回る猫をM8では撮れない。ピントが合わせられないのだ。Digilux3で撮る。
のんびりした気分だった。M8を持って散歩した。不安のない暮れ、何年ぶりだろう?
闘ってよかったと思う。やはり自分が一番手強いのだ。
去年、この弁天様に出会った。
二十数年ぶりのマニュアル露出、マニュアル焦点、いろいろな感覚が衰えていると思う。
しかし、美しいお顔だ。
水天宮様である。
画角が気に入らない。レンズが欲しくなる。トリエルマー、難解な説明がLeicaのサイトにある。面倒くさいレンズらしいから発注する。8ヶ月待ち。ドイツは工業国ではないらしい。