JRの操車場がある。たくさんの線路群は跨線橋のある風景を造っている。橋は町を分断する。その両側では風が違う。
深夜帰宅。ハルシオンンと珈琲。咲耶がよってくる。かわいーね、サクちゃん。
扉は開かない。
薬は効いている。
仕事が忙しくなる。プレゼンをする。新しい人間関係を作る。
雪の中会社に行く。当たり前だ、ということが実は大事業だったりすることが世の中にはある。心が穏やかであることは大切なことだ。
雪の予報は外れた。
ダメな日がある。
今日は頑張れないと思った。会社を休む。
車を流してみる。BMW530、これは頑張って買った。冬の底に沈んだような町並み。数枚シャッターを切る。D-LUX3ではなくM8を持ってくればよかった、と思う。
鉄道情報が携帯メールに配信される。今日も2件の人身事故。
夜、いまだにベッドで眠むることができない。リビングの床に寝る。 猫が寄り添ってくれることもある。
心のスタビラザーになる薬を飲み続けている。
車で娘を駅まで送った。戻ってきたら隣の家の前でネコが踏まれていた。
七之助!柄が一緒だった。
20秒見つめる。判別不能。首輪はない。
足が震えた。玄関を開ける。
七がいた。
喫煙者には夏も冬も過酷だ。シャッターを切る。
ブーツは嫌いだ。
陽が少しだけのびた。
冬の赤。遅刻だ。
名前は黒ではない。