銀座へ行く。
ライカに入り、箱入りのNOCTILUXを出し、これを見てほしいとPCに張り付いている店員に声をかける。
-点検は2階です。2階の奥です。2階ですから。
ぶっきらぼうに言い放たれた。
Benzには、こんな店員はいない。
BMW Japanは最低だ。同様の最低さ。
ライカ銀座店は、どんな小さなアクセサリーでもモノを買うときはこのような態度ではなく、気持ちの良い対応だった。
最近は切れないようにしているので、微笑んで2階へ行く。
点検は30分くらいかかります。と言われ煙草を吸いに出る。
泰明小学校。子供たちが体育の授業。
40分後にライカに戻る。
傷かほこりか、である、との回答。
そんなことは知っている。
直す場合はドイツ送りで、見積もりも日本ではできない。
保証書には、どこでもおまえはサービスされると書いてあるが、それはライカの嘘らしい。
日本では日本語の保証書がないと駄目らしい。
ふた昔前のBenzみたいなことを言う。
さびしい気持ちになる。この愛しいNOCTILUXの周辺環境はこんなものだったのか。
-加賀ってこんな遠いところまで行って買ったんですか?
と、白衣のサービス担当の女子が言った。
(`ェ´)ピャー。
さあ、仕事。クライアントのもとへ、。
大きなコンサルティング案件の内示が出る。
天使は、道楽でなく、仕事をしろとおっしゃっている。
加賀にメールを出す。ライカ銀座店での顛末と、現在考えられるオプションを提示してほしいと。
返事はない。